足場の積載荷重とは？

足場を設置する際には、足場の積載荷重について考慮しなくてはなりません。
積載荷重の計算をおろそかにすると、事故の原因になるので要注意です。
そこで今回は、足場の積載荷重について解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

▼足場の積載荷重とは？
足場の積載荷重とは、1枚の布板が最大で耐えられる重さのこと。
例えば布板の幅が240㎜の場合の許容積載荷重は120㎏、500㎜の場合は250㎏、といったように決まっています。
また布板の幅や、使用する枚数によっても許容積載荷重は変わります。
例えば足場の幅が1,200㎜の時、500㎜の布板を2枚使用すると、1スパンあたりの許容積載荷重は250㎏+250㎏＝500㎏です。

▼足場の積載荷重には表示義務がある
足場を組んだ場合、必ず積載荷重を表示しなければなりません。
労働者に積載荷重を知らせるために必要です。
これは法律で義務として定められています。

▼許容積載荷重を超えるとどうなる？
万が一、許容積載荷重を超えたものが布板に乗った場合、足場が破損する恐れがあります。
落下事故が起こる可能性があるので、必ず許容積載荷重は守らなくてはなりません。

▼まとめ
積載荷重とは、1枚の布板が最大で耐えられる重さのこと。
最大積載荷重を超えると落下事故の可能性があるので危険です。
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