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仮設足場を設置した後に点検は必要?

「仮設足場の設置をした後の点検は必ず必要なの?」と疑問に思っているかたはいませんか?
そこで今回は、仮設足場を設置した後に点検は必要なのかどうか、解説していきます。


▼仮設足場の設置後は点検が必要
仮設足場の設置後の点検は義務です。
これは労働安全衛生規則に定められています。
しかし実際には、法律を守らないことによる足場の倒壊事故が全国各地で起こっています。
そんな事態を受け、近年では労働安全衛生規則が何度も改正されています。
「作業開始前にも点検が必要」といったルールも追加され、徐々に点検義務が強化されてきています。


▼作業員も「足場特別教育」を受ける必要がある
平成27年の7月より、「仮設足場の組み立てや解体を行う作業者は『足場特別教育』を修了しなければならない」という法律ができました。
合計6時間の講習を受けるのが基本ですが、法改正以前から足場工事に従事していた人は3時間の講習で修了できます。


▼足場の組み立て等作業主任者技能講習との違いは?
「足場の組み立て等作業主任者技能講習」は、仮設足場の組み立てを指揮監督する人を養成するための資格です。
一方、足場特別教育は、作業員の安全を守るために行われます。
足場の組み立て等作業主任者技能講習は、足場特別教育の上位資格の位置付けです。


▼まとめ
仮設足場の設置後は点検が必要です。
また、仮設足場の設置を行う作業員は、足場特別教育の講習を受ける必要がありますよ。
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