休職する際に必要な保険とは

仕事を探す際は、休職が必要なときの給料が心配になることもあるでしょう。
せっかく高収入の仕事を見つけても、まったく収入がないと困ってしまいます。
今回は、そうした不安を解消できるよう、休職中の保険について説明していきましょう。

▼正社員は休職中に社会保険を使う
正社員は、会社で社会保険(健康保険)に加入します。
社会保険に加入していれば、病気やけがなどで休んでもすぐに収入がなくなることはありません。

■社会保険に入ることで受けられる3つのサポート

・有給休暇
正社員は、最長で20日間の有給休暇を使うことができます。
そのため、急な病気やけがでも、収入を得ながら療養できるのです。

・傷病手当
業務外での病気やけがによる休職者は、傷病手当金の支給対象です。
3日間連続で休んでいる場合、4日目からもらうことができます。
これがあれば、有給休暇がなくなっても安心です。

・障害年金
障害年金は、体の外的な障害だけが対象になる制度ではありません。
糖尿病やがんなどの治療で休んでいる人も、もらうことができます。

▼国民健康保険は自営業者が入るもの
保険に詳しくない人は、社会保険と国民健康保険を混同することもありますが、実際には別のものです。
国民健康保険は、自営業や年金生活者など、会社に所属していない人が加入します。
サポートは障害年金のみであり有給休暇や傷病手当はないので、注意が必要です。

▼まとめ
休職する際のサポートは加入している保険によって大きく違います。
社会保険では、「有給休暇」「傷病手当」が該当し、休職をする際の負担を軽減できるんです。
保険の切り替えを考える際は、安易に判断するのではなく一度サポート内容をチェックしてから手続きを行いましょう。