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正社員の退職するまでの流れ

正社員として退職を決意し行動に移する場面は人生の節目と言えます。
その節目でこれまでお世話になった企業に迷惑とならないようにビジネスマナーとして気をつけておきたいところです。
ですが、どんなことに気をつけるべきかどのような手順なのかわからないという方は多いはず。
今回は、正社員における退職の流れについて解説します。


▼正社員を退職する際のポイント
円滑に退職を行うためには、今までお世話になった企業に対し、礼を尽くすことがポイントになります。
具体的には、自身が退職した日以降それまでと変わらず、企業活動が滞りなく行えることにつきます。


▼正社員の退職までの流れ
ビジネスマナーとしては、退職までの手順とともにそのスケジュールも把握し行動せねばなりません。
正社員が退職する際の流れとおおよそのスケジュールについては以下の通りです。


■退職までの流れ
・退職日1ヶ月程度前:会社へ退職の意志表示と退職願を提出する
退職は、退職日の前日などに行うことはできません。
会社ごとに作成する就業規則の退職規定の多くには、「退職日から14日前に申告すること」と記載があるからです。
ただし、後述する業務の引き継ぎや有給休暇の消化などを含めると1ヶ月程度前に申告するのが良いとされています。


・退職日2週間程度前:担当業務の引き継ぎを行う
退職以降、担当していた業務はすべてあとに残る社員に引き継がなければ、退職後の業務に支障をきたすリスクがあります。
そのため、業務の引き継ぎや後任者が円滑に業務に入れるよう配慮をしなければなりません。


・退職日2週間程度前:業務で関わりのある関係先へ退職する旨の挨拶を行う
企業と取引のあった会社や親しくしていた社外関係者には、事前に退職の旨は伝えておきましょう。


・業務引き継ぎと関係先挨拶以降:退職日まで有給休暇がある場合はすべて消化する
消化していない有給休暇がある場合は退職日まで消化できるようなスケジュールを組み、体調を万全にして退職後の生活に備えることもその後の人生には必要不可欠です。


・退職日に自社で挨拶まわりを行って退職する
退職日には自社内での挨拶まわりに務めることが大半です。


▼まとめ
退職を目的に行動をしていきますが、必ず念頭に置くべきは、退職後に業務で会社に負担をかけないことです。
それが、ビジネスマナーとしての常識ある社会人として振る舞いであるとともに今後の人間関係に置いても以前の会社と取引があることなどもあるかもしれません。
そうした際に業務で成果を上げることに寄与できることもあるため、意識して対応していきましょう。